火曜日, 11月 28, 2006, 07:01 AM - 2006年11月
運転免許の更新の手続きのため、津の運転免許センターに行ってきました。５年前に一度軽微な違反をしたのがたたって、ゴールド免許ではなく、３年のブルー免許です。しかも、講習は、「違反」という赤紙をもらって、「違反講習」を受けさせられるという屈辱です。ただ、その講習会で見せられた、「飲酒運転事故の悲惨」というドラマには感動しました。永島敏行演じる中年の男性が、飲酒運転で横断歩道を渡っていた若い男性を死なせてしまう事故を起こし、その家族の幸せを一瞬にして奪ってしまう。一方、自分自身は実刑判決で刑務所に入れられ、会社もクビになる。また、子供は学校で「人殺しの子」といじめられて不登校になる。重い賠償金のために、妻は金策に走り回り、ついには家も売って狭いアパートに引越しを余儀なくされる。思い余った妻は自殺を考えるが、娘に引き止められてやっとのことで思いとどまる、というストーリーです。思わず涙がこぼれてきましたが、周りの人に気づかれないようにそっと顔をこすっていました。
冷静に考えれば全く単純な話のようですが、いつ自分の身に降りかかってくるかも分かりません。これから年末年始にかけて、酒を飲む機会が増えますが、決して飲酒運転をしないように、また、周りの人に飲酒運転をさせないように、勇気を持ってＮＯといえるようにしたいものです。
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月曜日, 11月 27, 2006, 06:39 AM - 2006年11月
福島県、和歌山県と連続して知事が談合汚職で逮捕され、宮崎県でも談合疑惑があり、また、北海道深川市でも入札談合で現職の水道工事部長が逮捕されるなど、役所がらみの談合というのが全国的な広がりを見せています。ただ、これはよその県の出来事ですむ話ではなく、三重県や、四日市市などでもいつでも起こりうることではないでしょうか。そもそも、役所には「ある程度の業者の調整はやむをえない」という考え方がありますし、知事や市長も、「選挙で世話になったところには何とか恩返しをしたい」ということがあります。ただ、そういう考えは、我々のような一般市民を無視した考えで、税金というおおやけのお金、公金を使う態度として絶対に許されることではありません。こうした汚職体質をなくすための対策として、いろいろなことが言われていますが、私は次のことが効果的ではないかと考えています。�｜了�や市長など、直接選挙で選ばれる首長の任期は、２期８年までとすること（アメリカの大統領も同じ）
��知事・市長の選挙に出る人は、何らかの見返りを期待して選挙の応援をするような人をみだりに近づけないこと（住民はそういう人を選ばないこと）・・・結局は墓穴を掘ることになってしまう。
�Ｆ�札は、その県内・市内の業者に限らず一般競争入札として広く開放すること。
日曜日, 11月 12, 2006, 06:25 AM - 2006年11月
みなさん、こんにちは。四日市の藤井と申します。受講生発表のトップバッターということで１０分ほどのお時間を頂戴できましたので、私の思いのたけを出来るだけ要領よく、まとめてお話申し上げたいとおもいます。
お手許に資料を配っていただきましたので、これについてお話させていただくわけですが、その前に、このスクールについての私なりの感想を申し上げたいと存じます。それは、一言でいうならば、「感謝」ということになろうかと思います。
このスクールを通じて、岡田塾長をはじめとして国会議員の先生方のお話を直接身近に伺うことができたというのは、私にとっては、まことに得がたい経験でありました。また、毎月の専門家による講座につきましても、よくこれだけの人の講演をアレンジできたな、会場の設営一つをとってみても、大変なご苦労があっただろうな、と金森さん、小島さんはじめ、県連事務局の皆さんには、まず、感謝を申し上げたいと存じます。ありがとうございました。
アメリカの中間選挙では、民主党が大躍進をして、２年後の「ヒラリー・クリントン大統領」誕生の足固めができたようです。ブッシュ大統領がイラク政策などで大失敗をすれば、すぐに政権が移るという2大政党制のいい面が、アメリカでは発揮されているようです。私は、日本でも2大政党制が有効に機能するときが必ず来ると思っていますし、そのときの総理大臣はここにおられる岡田塾長になると確信しております。その岡田塾長と同じ場に立たせていただける、というのはそれだけでも身に余る光栄です。ありがとうございました。
さて、本題に入りたいと存じますが、お手元の資料にあります「四日市市新市長への提言」と題する政策提言を取りまとめました。といいましても、この中身をご説明申し上げておりますと、２，３時間はお話し続けなければならなくなってしまいますので、詳しい話はいたしません。今日は、この政策提言にたどり着くまでのエピソードを、２，３の点に絞ってお話させていただきたいと存じます。あと５，６分の話の間に、レジメをぱらぱらとめくっていただいて、「これは何だ！」と思われるところを質問していただきたいと存じます。よろしいでしょうか。
実は、もう時効になっていると思いますので白状しますが、あれは、前回の四日市の市長選挙の１年ほど前だったと思いますので、今から３年ほど前になるでしょうか。私の友人の、Ａ君としておきましょうか、彼が井上現市長の対抗馬としては出馬しないという決意をしたころだと思います。そのとき、ある市会議員が私のところへ突然来られて、「藤井さん、あんた井上さんの対抗として選挙に立ってくれんか。経歴もいいし、ヒゲもかっこエエからカリスマ性もある。井上さんはどうも議会の評判がいかんのですよ」とおっしゃる。私は、こうやってスピーチをしていても足が震えるほど気の小さい男ですから、もちろん「私を買っていただくのはありがたいけれども、私にはその能力もなければ、気力もありません」と丁重にお断りしました。ただ、私もそれまで国政、特に経済政策については、評論家的な関心を持っておりましたが、このことをきっかけにして、これからは地方自治にも少し関心を持って、自分なりに軸となるような考えを固めておかないと、いろんな意味で周りから攻め込まれたときの対処が上手く出来ないんじゃないかなあと思いました。その延長線上に、この「政治スクール」があったというわけです。
再来年の市長選挙には、友人のＡ君が、まだ立候補の表明こそしていませんので、名前を申し上げられないのが残念ですけれども、恐らく出馬されるものと確信しております。そこで、私なりの政策提言でもって彼をサポートしたい、というのがこのレポートであります。この中身に関係するエピソードをひとつだけご紹介しておきましょう。
先週の木曜日に、鈴鹿の寝釈迦で知られる龍光寺というところで、鈴鹿出身のオペラ歌手の森沙予子さんのコンサートが開かれたんですが、私もそこへ家内といっしょに行ってきました。実は、そのお寺の住職は、元の鈴鹿市長で中川先生と選挙で戦われたこともある、衣斐賢譲さんという方で、その衣斐さんとは旧知の間柄という、ライオンズクラブのある友人から、衣斐さんに祝儀を届けるように頼まれたものですから、開場前の忙しい時間に衣斐和尚にご挨拶をして、直接そのご祝儀をお渡ししました。私がオペラをやっていることをお話しすると、わざわざ楽屋に私を連れて行ってくれて、歌手を紹介してくれました。何が言いたいのかと言いますと、和尚さんを褒めたいというのではなくて、鈴鹿の人の、こういう文化事業に対する熱気のようなものですね。このコンサートというのは、もともと「すずか文化塾」というＮＰＯ法人が主催したものですけれども、狭い本堂は３、４００人ほどの人でぎっしり埋め尽くされておりました。挨拶に立たれた川岸市長やＮＰＯの代表の方も、「世界に誇る鈴鹿の町」とか、「鈴鹿はナンバープレートだけでなく、文化レベルも高いことをアピールしよう」ということをおっしゃって、会場からやんやの拍手をうけていました。私はその拍手喝さいを聞いていて思いましたね。川岸市長が、四日市との合併に反対されるのもむりはないわなあ。鈴鹿の人は、鈴鹿という名前にプライドを持っているし、自分の住む町をとても誇りに思っているということ。イメージの悪い四日市と合併でいっしょになるなんて、とんでもないということでしょう。
やはり、四日市はいつまでも公害のイメージを引きずっていないで、生まれ変わらなきゃいけない。それには、政治家が、明確なヴィジョンを持ってリーダーシップを発揮しなければいけないんじゃないか。逆に、そういうリーダーがいれば、例えば私が言うような、「アジアへの玄関となる国際文化都市」というのは、市民の理解を得て作ることが出来るんじゃないか、と思うんです。
具体的な方策という点では、教育・医療・福祉・街づくり・産業振興・文化活動など、多岐にわたって色々なアイディアがふつふつと湧き出てきます。みなさんがご覧になって、「何だ、これは！」と思われる項目もあるかもしれませんが、Ａ君には、このうちのいくつかでも具体的に検討してもらえばいいがなあ、と思っています。私自身としては、Ａ君にアイディアを提供し、市民レベルでの活動の橋渡しをお手伝いするという形で、今後とも地方政治とのかかわりを持っていきたいものだと考えております。
以上で私の発表を終わります。
ご清聴ありがとうございました。
四日市市新市長への提言 （項目のみ）
平成18年11月11日
――「政治スクールみえ」の卒業発表として――
藤井由幸
住んでいる、働いていることを
誇りに思える街づくり
・住んでいて良かった
・次世代の子供にも住まわせたい
・友達にもふるさとを自慢できる
１．国際文化都市 「みえ市」の建設―― 公害都市「四日市」との決別
＜日本の「アジアへの玄関」を目指して＞
１）四日市大学・看護大学を柱として、アジアを中心とした国際的な人材を集積する・・・留学生・教官
――中国・韓国・タイ・フィリピン・インド・ブラジル等の人材の定着できる街
――日本のみならず、アジアへの看護士の供給源
――外国人子弟の教育施設の充実
２）スポーツ振興
サッカーJリーグチーム（J2レベル）を育成する
コミュニティ活動としてのスポーツ振興
３）市民文化活動の振興
四日市祭り
地区の夏祭りなど、コミュニティのイベント振興
文化会館を中心として、四響・演劇・オペラ・ジャズ・バレエ・和太鼓など幅広い文化振興
その他、茶道・華道・能・絵画・書道・大正琴など、芸術の根付く街づくり
公民館・市民センター・小学校講堂などの活用
４）環境対応都市宣言
ISO１４０００よりも厳しい基準目標を設定し、市として実現
企業・団体へのＭ−ＥＭＳ（三重県環境マネジメント・システム）の浸透促進
市全域を禁煙地域に指定
――自動販売機の新設禁止
――禁煙推進事業所の支援
５）交通安全都市宣言
飲酒運転・危険運転の絶滅・・・交通監視カメラの設営
安全な通学路の確保
６）周辺市町との合併を模索
�仝嵬遏�川越・朝日各町との共生
�⇔觴�・桑名・いなべ・亀山の各市他との協働で政令指定都市へ
――「四日市」の名前にはこだわらない
２．財政再建――負の遺産の迅速な処理
＜すべてをオープンに＞
１）赤字事業の再建または処理推進
�‥效漏�発公社
�∋堽�病院――本来、極めて重要な施設
��上下水道事業
�せ容�市競輪場――廃止の方向で
�ヌ臼腸修任�るものは民間活力を利用
２）大矢知の不法投棄問題の処理――県との調整・・・逃げない
３）石原産業のフェロシルト問題
発生源の工場のある自治体としての責任ある対応
４）規律ある市政の執行推進――内には厳しく、外にはやさしく
�／Π�の規律・モラールの向上・・・市民は役所の「お客意様」
�⊂霾鷂�開の徹底
�６チ萋�札制度の徹底――談合の未然防止
�せ垪眄�のバランス・シートの公表
�セ埓任料�税はやらない
３産業の振興――行政として出来ることは何か
＜企業誘致は市長のトップ・セールスで＞
１）スーパー中枢港湾「四日市港」をアジアへの日本の玄関に
２）コンビナート地区を中心としたハイテク産業の集積支援
３） 東芝半導体工場拡大へのインフラ整備
４） イオングループ物流拠点
５） 周辺都市大事業への理解と対応
亀山（シャープ）、鈴鹿（ホンダ）、いなべ（電装）、名古屋（トヨタ）など
６） アニメーション・ゲームソフトなどソフトウェア産業の振興
アジアとの文化・人材交流の突破口
７） アジア諸国からの投資･産業誘致を促進する
８） 大型観光施設の誘致
９）「夢のある農業」「自立する農業」の推進
４． 市中心部の活性化――人が集まる街づくり
＜街づくりＮＰＯ法人等との協働＞
１）職・住・店の隣接する美しい街並み
なぜ、シャッター街になるのか
公園・街路樹の整備で、緑あふれる潤いのある街
２）「四日市祭り」、「四日の市」などのイベント
３） 安心して遊べる街（防犯・警備・タクシー・代行）
４） 食道楽の集う街・・・アジア・南米各国の料理店
５．先進の医療･子育て･福祉――究極の安心
＜最後の拠りどころのある町＞
１）市立病院の医療の高度化・効率化・・・市内医療機関の中核として
２）市内の病院のカルテの共有
「カルテは患者の財産」・・・電子カルテを全診療機関で共有化
３）近隣市町との協力関係を進め、医療・介護施設などを相互開放
安心して老後を楽しめる街づくり
４）公共施設、駅、歩道などのバリア・フリー化
障害者など、いわゆる社会的弱者も生活しやすい環境づくり
５）子育てが楽な町
�．戰咫次Ε轡奪拭芝�定制度・・・親を加害者にさせない
�∋堽�保育園・幼稚園。小中学校の時間延長・放課後のコミュニティへの解放
��産休制度利用（男女とも）についての企業への啓蒙
６．教育の充実――市として出来ることを積極的に
＜子供たちのための教育改革＞
１）国語教育の充実・・・自己表現力を重視（+ 読み・書き）
２）小学校の少人数学級の推進
３）中学校にブロード・バンド・・・ＰＣを学年人員数以上設置
４）文化活動の強化・・・演劇・合唱・合奏・スピーチなど
多様な才能の発掘
５）地域奉仕活動の推進・・・公共施設・道路の清掃など
６）中学英語教育の改革・・・・少人数学級で話せる英語
県立高校入試からの英語科目除外
（但し、受験資格として英検3級またはＴＯＥＩＣ○○○点以上など）
７）教師の再教育プログラムの制度化
悪い先生の排除ではなく、すべての先生を良い教師に・・・企業の研修制度と同じ
８）民間人講師の登用
地域との交流多角化
多様な人材の活用
７．インフラ整備――市民生活の質の向上を目指す
＜まずは、身近なところから＞
１）生活道路の一層の拡充
四日市―湯の山線、大矢知―野田線などに類する路線
２）ＪＲを通勤・生活基盤の拡充に活用
�〇容�市・名古屋間の複線化
�■複辧峅皀�浦公園駅」の新設
��ＪＲ四日市駅付近の高架橋または地下道建設
３）居住地域は原則一方通行路とする革新的な交通システムへの移行
�（盥塹�・自転車路の確保・・・カラー舗装化・電柱の地中化
��通学路の安全確保
��渋滞の緩和
�じ鯆婿�故の防止（居住地域の「低速指定」「段差」強化）
４）パーク＆ライドの推進
近鉄・ＪＲ・三交の各駅周辺の駐車場・駐輪場の整備
５）住居表示の一元化
○○○○番地――＞ ○○番○○号（―○○）複数戸の場合は枝番をつける
（番地の重複はなし・・・一住所一世帯）
６）すべての道路に地域住民が名前を付ける・・・表示プレートの設置
７）電線の地下埋設の推進
中心部から順次実現する
以上
木曜日, 11月 2, 2006, 06:53 AM - 2006年11月
きのう、「四日市市」のページをたまたま検索していたら、「四日市弁」のコーナーがでてきました。東京での学生生活を始めたばかりのころ、「そこへゴミほったら、あかんに！」と友達に言ったら、
「それって、どういう意味？」
と東京弁で聞き返されて、「おうじょうこいた」ことを思い出しました。
そういえば、東京育ちの息子たちが四日市に転居して来たばかりのころ、
「お父さん、『ヌクタ』って何？」
ときかれて、「それは、本当は「ぬくたい」といって、『暖かい』という意味だよ」と解説をしたことがありました。息子たちには、四日市弁で苦労をさせてしまったようです。
その息子たちも今週相次いで誕生日を迎え、２６歳と２２歳になりますが、子供たちの生まれた日のことは、まるで昨日のことのように鮮明に覚えています。長男の大輔は、１０月３１日早朝に四日市の福井医院で生まれました。私はその時はイギリスのマンチェスターに留学しているときだったので、出産に立ち会うことができず、下宿で連絡を受けたのは、まだ、３０日の夜でした。結局、大輔と初めて対面したのは、それから半年後の翌年４月のことでした。次男の哲平はロンドンの国会議事堂、ビッグベンのテムズ川をはさんで向かいにあるセント・トマス病院で、１１月３日の昼に生まれました。今度こそは出産に立ち会おうと早朝から病院に詰めていたのですが、昼食に出た僅かのスキに、するりと生まれてしまって、これも立ち会うことができませんでした。当日は、日本では晴れの特異日ということですが、ロンドンでは珍しい快晴の一日でした。まあ、二人ともここまで無事によく育ったものだと思います。子供の誕生日を機に家族の絆を確かめる、というのもなかなかいいことかも知れませんね。
水曜日, 11月 1, 2006, 01:20 AM - 2006年11月
学校でのいじめ問題が毎日のようにテレビなどで報道されています。子供たちの中には、ちょっとヘマばかりやったり、体や心に障害があったりして、周りからいじめを受けやすいタイプの子がいるものです。こういう子供に対して、よってたかってその傷口に塩を塗るようなことを、言ったりしたりすることは全く恥ずべき、卑怯なことです。する方の側は遊び半分かもしれませんが、される方は、どうにもやり場のない苦しみに悩むことになります。やはり、「弱い立場のものをいたわってやる」という気持ちをいつも持っていないといけないし、子供にそういう傾向があれば、よく言ってわからせなければいけません。これは何も学校ばかりでなく、私たちの周りでも起こりうることです。わが社にも、体や心にキズを持った人、家庭環境に恵まれない人など、色々な悩みを抱えながら、日々の仕事に明るく取り組んでいる人がたくさんいます。そういう人の欠点をあげつらったり、のけ者にしたりということが仮にもあってはいけません。弱い者をいたわる、という心のゆとり、豊かさを持とうじゃありませんか。
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