水曜日, 11月 30, 2005, 04:47 PM - 2005年11月
夕べは、来月予定している三重大学での講演の資料の準備に取り組みました。相手は大学の学生さんですので、余りだらだらとした世間話で済ませるわけにもいかず、きちんと整理された資料に基づいて話を進めた方が良いと思ったからです。こういう種類の講演は、銀行員時代には何度もこなしたことがあるのですが、そのときには、資料と同時に講演のスピーチの一言一句を全部ノートに書き出して、本番までにそれをできるだけ暗記するというやり方でやっていました。このごろは、少し慣れてきてアドリブがきくようになってきたので、要点だけをメモしておけば、後は肉付けできます。毎月の朝礼も、私はこの調子で箇条書きのメモだけでやっています。
「習うより慣れろ」とは、よく言ったもので、人前で話をするのも経験を積めば必ずある程度はうまく出来るようになります。みなさんにも、朝礼や、朝のミーティングなどで発言をしてもらって、「自分の意見を人前で堂々と言う」ということに挑戦してもらおうかなと考えています。
ところで、今回の講演には、パワーポイントというソフトを使って、コンピューターを駆使してのプレゼンテーションに挑戦してみることにしました。マニュアルも見ずにぶっつけの試行錯誤で資料を作っていますが、案外スムースにできるものだと、自分でもびっくりしています。みなさんも何かコンピューターのソフトの習得をやってみませんか。
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火曜日, 11月 29, 2005, 04:47 PM - 2005年11月
先日終った大相撲の九州場所では、結局横綱朝青龍の七連覇ということになりましたが、１４日目に魁皇を破って優勝を決めたときに見せた横綱の涙には、正直驚きもし、また、感動もしました。普段勝ったときには小憎らしいほどの余裕の表情を見せるのに、この日ばかりはちょっと様子が違いました。ああ、この人もやはり心に秘めたものを持っているんだなあ、と強く感じました。モンゴルの英雄として、異国の地で前人未到の偉業を成し遂げるという横綱の気持ちを察すると、やはりこみ上げてくるものがあります。私は涙もろい人間ですが、こういう感動は大事にしてゆきたいと思っています。
月曜日, 11月 28, 2005, 04:46 PM - 2005年11月
先日、お取引先のＵさん、Ｔさんと昼食に行ったときに、こんなことがありました。たまたま、鈴鹿大通りのＯＯ屋という出来立てのファミリーレストランへ入ったのですが、「できたばかりでサービスの方は大丈夫なんだろうか」と言いながらはいったところ、案の定というか、Ｕさんの頼んだものが間違えて出てきました。「これちがうよ」
というと、「すいません。つくりなおすと７−８分かかるんですが、いいでしょうか。」と店長らしき人が言います。
そうすると、Ｕさんは「じゃあ、これでいいよ。」といって、間違えて持ってきた卵スープ定食を、カレースープ定食のかわりに、「ヘルシーだ」といいながら食べてくれました。
しかし、これではその新装開店の店は良くなりません。本来店長は、「間違えました。申し訳ございません。すぐに取り替えてまいります。」というべきだったでしょう。 Ｕさんの忍耐力には感心しましたが、これで店は、ひとつ良くなるきっかけを失いました。半年後にまだその店が残っているか心配になります。
私たちも、同じです。間違えがあってたとえ許してもらっても、それに甘えていては、いつまでたっても進歩はありません。常に、厳しく反省するという姿勢が必要だと思います。あなたが「Ｕさん」だったら、どうしたと思いますか？
水曜日, 11月 23, 2005, 04:45 PM - 2005年11月
最近、テレビや新聞で一級建築士の姉歯という人がマンションなどの建築にかかわる構造計算を偽造したということが、大きく報じられています。何であんなひどいことをしたんだろうと、皆さんも怒っているのではないですか。私も、あの人は人間ではない、とんでもないやつだと怒っています。ただ、物造りにたずさわっている者としては、他人事とは思えないという一面もあります。知らず知らずのうちに、お客様の迷惑になるようなことをやってしまっているのではないか、という思いが常にあるからです。
わざと、お客様に迷惑のかかることをするのはとんでもないことですが、一生懸命に仕事をやってもクレームなどを出してしまうことは、ありうることです。では、どうしたらいいのか？
それは、�ー�分の仕事の一つ一つが終わるつど、確かめる。確認をする、ということにつきると思います。糸の付け方はまちがいないか、巻きつけは、撚りのギアーは、絡みは、本数は、などなど、一つ一つ確認していかないと、とても自信を持って次の工程にまわすことなどできないはずです。�△發Δ劼箸弔蓮⊆�信のもてないことをしてしまったときには、勇気を持って上司に相談することです。自分ひとりで悩まないことが、明るい職場をつくることにつながると思います。そこまでやっても出てしまったクレームについては、再発の防止などについて、みなで解決の方法を捜していきましょう。 みなさんは、どう思いますか。
日曜日, 11月 20, 2005, 04:45 PM - 2005年11月
今日は私の５４回目の誕生日でした。うさぎ年で、さそり座・Ａ型です。この際、私の誕生秘話をお話ししておきましょう。私の生まれたのは、昭和２６年１１月２０日火曜日で、戦後まだ６年しかたっておらず、一般大衆はまだまだみな貧しい、ぎりぎりの生活の中で、国の復興に取り組んでいる時代でした。
私はその日のお昼ごろ、菰野町吉沢にある母の実家で生まれたのですが、その日はたまたま天皇陛下（もちろん昭和天皇）が四日市にお見えになるということで、多くの家では雨戸を閉めて、日の丸の旗を持って出迎えに行ったということです。
天皇陛下が地方に出向かれることを、行幸（ぎょうこう）とか、御幸（みゆき）という風に云いましたので、私の名前は、父由弘の「由」と「幸」をあわせて由幸と名づけられたということです。
陛下は、翌２１日には、楠町の当時新築されたばかりの中学校の校舎の前で、地元の人たちの歓迎式に臨まれたということが楠町の歴史記念館にある資料に残っています。
今では信じられないかもしれませんが、当時は、天皇の行幸によって地方の人たちは、戦争の傷跡から立ち直るということに大いに勇気づけられた、ということです。
ところで、私の両親が結婚したのは昭和２６年１月でしたので、私はどうも、ハネムーン・ベビーだったようです。みなさんも一度自分の出生の秘密をご両親と話してみてはいかがですか。それとも子供の出生の秘話？意外なことが出てくるかもしれませんよ。
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